【Bianchi】ビアンキの人気ロードバイク3選!!【Celeste】
例え名前は知らなくても「青緑っぽい綺麗な色」の自転車を見たことがあるでしょう。
それが「Bianchi(ビアンキ)」の自転車です。
現存する最古の自転車メーカーBianchi!
1885年創業ということで現存する最古の自転車メーカーといわれています。(ビアンキは一度死んだ。今のビアンキは「ビアンキ」ではないとか難しいこと言う人もいますが、ヤヤコシイ話は抜き!) 元々イタリアの会社で今は「Cycleurope」の傘下で絶賛営業中です。 ちなみに創業はミラノのニローネ通り(via Nirone)でして、このVia Nironeというのは現在のロードバイクのエントリーモデル(Via Nirone7)の名前として採用されていたりします。 ハイエンドではなくエントリーモデルに創業地の名前を付けるあたり、ビアンキの良心が感じられます(?) http://www.japan.bianchi.com/伝統色「チェレステ」
チェレステ(Celeste)、イタリア語で「天空、碧空」という意味だそう。昔ビアンキ氏が自転車を献上したマルガリータ王妃の瞳の色でもあるという噂もあります。ビアンキの歴史を10秒でまとめてみよう
さて一応「綺麗な色」だけのメーカーではないので、その歴史を10秒位でまとめてみます(ここまではノーカン。次からが本番!)ビアンキは金属フレームが得意でコッピ選手やパンターニ選手など一流選手にも長年愛用されてきたけど、カーボン黎明期に付いて行けずお洒落路線など迷走しつつも、近年技術的にも復活しつつ、日本の首都圏でも「カフェ」業態も手がけるなど、お洒落&レーシーなブランドだよ!どうだ!10秒位でしょ?(読み手次第) 上記のとおりアルミやチタン等金属のフレーム技術で先行したがゆえに、一時期カーボンフレームがプロの世界を席巻するタイミングで一度第一線から退いた感もありました。 その際に、正直「綺麗な色なだけ」の自転車を製造していたこともあり(そして経営が傾いた)、オールドファンはここら辺を「昔のビアンキは死んだ」と表現することもあります。 が近年モリモリ巻き返してきます。 https://www.procyclingstats.com/team/team-jumbo-visma-2019
Bianchi最新ロードバイク おススメモデル3選
ちなみにビアンキのロードは安くはないですが、結構大きな(出荷数が多い)ブランドなのでコスパも悪くない傾向にあります。今自分が買うならこのバイクってのを挙げてきます。ARIA(アリア)
リンク
カッコええなぁ😍
ちなみにアリアってのは「独唱」という意味があるそうで、このモデルはいわゆる典型的な「エアロフレーム(空力性能に優れた)」で、ドラフティングせずに高速独走するという意味合いもあるとか。
イタリア人。ネーミングがお洒落すぎるわ!
見た目も平坦道の高速巡航も言うことなしですが、「カウンターヴェイル(CV)」が未搭載なことと重量が超軽量とは言えない(ヒルクライムに特化したモデルではない)ということがネックかな。
とは言え、ホビーライダーには勿体無いくらいの高性能だと思いますよ。コンセプトからしてトライアスロンバイクとしても使えるので、ロードレースとトライアスロン両方やりたいという人にも超おススメ!
OLTRE XR3 (オルトレXR3)
リンク
オルトレ、イタリア語で「超越」らしいですよ😘凄いな…
そんな超越してしまったフラッグシップの一つオルトレ。
XR4は正にフラッグシップとしてツールドフランスでも採用されるレベルの機材です。その廉価版がXR3。
廉価版と言っても、全く庶民には廉価じゃないですけどね😅性能も廉価版というよりプロ用のスペックをより一般人向けにしたと言ったほうが適切だと思います。
XR4と比べて使用されるカーボン特性の差などから、少し柔らかい=乗り心地重視と言われてますが、プロクラスの剛脚が生み出す出力前提の話であって、初中級者が「俺のパワーを受け止めきれるだろうか?」とか心配するのはオコガマシイです。大丈夫です、多分。
ちなみにアリアを迷う人も続出してますが、こちらは「カウンターヴェイル(CV)」搭載モデル。迷いますなぁ。
アリアが平坦高速巡航が得意なのに対して、こちらはよりオールマイティなスペックな気もしますが、直感で選びましょう。どちらを選んでも、結局は乗り手の脚次第です😆
Impulso(インプルソ)
リンク
さて、ここまでカーボンを紹介してきましたが、より手軽に乗れるバイクとしてアルミのバイクもご紹介。
Impulsoはビアンキロードの中でもロングセラーの一つで、今では派生版として「オールロード(いわゆる悪路走行性の高いグラベル系)」「Eバイク」もあるモデルです。
毎年いろいろなモデルが出ては消えていく中、もう10年近く継続して製造されているモデルというのは「(よい意味で)枯れている」とか「完成されている」と言って良いのではないでしょうか。
ちなみに同じアルミでより値段が安い「Via Nirone7」(創業地の話で出てきたアレ)も人気があり街中でよく見かけます。(こっちの方がちょっと重い、細部の仕上げがちょっと違う。)
何でカーボンじゃないの?って思うでしょうが、やはりカーボンの弱点であるクラック・破断リスクは無視できません。
勿論適切に扱えば十分な耐久性なのですが、ネット・SNSでも「やってしまった」方の悲痛な叫びを目にすると、凹むけどそう簡単には折れない金属フレームの利点というのもやはりあるなぁと思います。
決して乱暴に扱ってよいわけではないですが、普段使いしやすい相棒としてはアルミやクロモリバイクは大いにおススメしたいところです。
なお、上記モデルでも、コンポやブレーキ(リムorディスク)によって、値段等は様々です。ご自身の乗り方に合わせて最適な一台をお選びください。