ロードバイクには「無い物」がある!!ママチャリには絶対付いてるアレがない??

ロードバイクに乗ったことが無い人への質問ですが、何故ローディーは右足の裾をバンドで留めるのか知ってますか?とあるパーツがないからなんです、これ。

 

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ロードバイクには幾つか「無い物」があるゆえなんですね。

「チェーンカバー」がない

チェーンカバーって↑写真のようなチェーンに裾が巻き込まれないようにするカバーのことです。

↑このようにロードバイクの場合カバーがないですよね?この場合ズボンの裾がチェーンに当たってしまうことがよくあります。チェーンは油をさすので、そこに汚れがくっ付き、結構汚れていますので、そのままだと裾が黒い油汚れまみれになってしまうのです。

ゆえに、バイク乗りは、右足の裾をバンドでキュッと押さえたり、膝まで捲りあげたり、タイツのように脚に密着する素材のものを履いたりします。

 

「自転車スタンド」がない

スタンドというと色々な形式のものを思い浮かべるでしょうが、一般車についている駐輪する時に下に下げて、乗るときに脚で蹴り上げるアレです。

スタンドが付属しないので、止めておく時は、車輪を差し込むスタンドを使うか、地べたに置くか、壁などに立てかけることになります。自立しないので、置き場所にちょっと困ることもあります。

 

「泥除け」がない

一般車の車輪の上部にあるカバーですね。これがないと水や砂を巻き上げるので、雨上がりの道を走ると、自分の後輪が巻き上げた雨水が背中にバッチリ付いていることもあります。

 

「カゴ」がない

カゴもありません。買い物に不便ですが、そもそもロードバイクは買い物に向いた乗り物ではありません。荷物を運ぶときは、リュックを背負うか、バイクにラックやバッグを付けて対応することになります。

 

「ライト」がない

一般車のようなホイールの回転で発電するようなものは付いてません。しかしライトは必須ですので、別途購入して取り付けるのをお勧めします。

 

「ベル」がない

古いバイクだと付いていることもあります。ベルを鳴らす時は主に歩行者に知らせる時だと思いますが、「歩行者優先」が原則ですので、ベルを鳴らしながら歩道を爆走するのは法律&マナー違反です。勿論止むを得ない時は鳴らすこともあるでしょうが、余計なものを付けないというのがロードバイクの基本です。(何かしら危険回避のために相手の注意を引く際は「すみません!」とか「横通ります!」とか声を掛けるようにしましょう。)

 

最後に

これらのパーツは、後付で購入して取り付けることができます。泥除けも樹脂製の簡易なものがあり、取り外しも楽チンなので、雨天時のために一つ持っておいても良いでしょう。

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必要に応じて追加で設置できるんだね。