ロードバイクを格安で手に入れよう!!予算が厳しい人に知ってほしい幾つかの方法。

以前ロードバイクの予算は最低12万円~とお話しましたが、「そんなにお金がないよ!」という方もいるかもしれません。特に、学生さんなんかには、この下限12万円という金額もかなりの負担ですよね。今回は12万円未満でロードバイクに乗る方法を幾つかお教えしましょう。

 

Left Caption
ロードバイクに安く乗る裏技!(大げさ)

中古品に目を向けてみよう

裏技なんていう割りに、正攻法ですみません😰でも、意外とこの選択肢を初めから放棄している人もいるので念のため。

ロードバイクはきちんと整備すれば長く使えるものです。また、趣味性が高いので何台も所有して、定期的に選別(放出)するような方もいます。そして「買ったは良いけど、イマイチはまらなかった」ということで殆ど乗らず売りに出す人もいます😄

ゆえに中古品の市場はかなり充実しています。あくまで目安ですが、かなり状態の良い3年前位のモデルなら3割引、そこそこ使い込んだ5,6年位前のモデルならば5割引、レトロな(変速がWレバー式!とか)30年前のバイクなら5万円前後とかで売りに出ています。

勿論普通に乗れるレベルで、です。ジャンク品というか何かしら交換や調整が必要な物ならもっと安い可能性もあります。

個人的にはレトロなクロモリなんか街乗り用としてもカッコいいし、そこらのママチャリとそんなに変わらない価格で取引されているのでお勧めしたいところですが、「カーボンにあらざれば、ロードバイクにあらず😤」と考えている人が特にロードバイクに乗ったことが無い人に多いような気がします。

比較している動画があるので、ご覧ください。ピュアレーシングシーンでなければ、そんなに気にする話ではないと思います。まずは乗ってみることが肝要です。

中古品を扱っている自転車や、所謂リサイクルショップなどもありますし、最近では個人間で売買することも多いです。個人間売買については、少し注意点もあるので、こちらにまとめてみます。

 

型落ち品は宝の山

個人でやっている自転車屋なんかは殆ど在庫を持たず(ロードバイクは単価(仕入れ値)が高い上に日常的にポンポン売れるものではないですから)、受注販売をしていますが、中大型店舗はそれだと商売にならないので、店頭展示在庫を豊富に揃えています。

そして、多くのメーカーが毎年新モデルを投入します。逆に言うと、性能はそんなに変わらんのに昨年以前のモデルは「旧モデル(型落ち)」になります

色やサイズが限られていることが多いですが、こうした型落ち品は商品の状態に問題はないのに、大幅に割り引かれて販売されることがあります。自分の好みやサイズに合えばラッキー。

店員さんと仲良くなって、色々と話してみると「実はこの最新モデルとほぼ同じ物が安くなってる」みたいな情報が出てきたりするので、要チェックです。

 

ネットで購入という手も

これはデメリットもあるので、推奨しない人もいますが、今やネットで買えないものはないという時代ですので、当然自転車だって購入できます

しかも、かなり安く販売されることも多いので、無視できない選択肢の一つです。

大手サイトのレビューが良好な店舗ならば、騙される(偽者や状態の悪いものを掴まされる)ことはほぼないでしょうが、一つ大きなデメリットがあります。

購入後のフォローが期待できないこと」です。

ロードバイクは、乗り始める前に駆動系の確認や微調整が必要です。さらに、乗り続けていると部品の磨耗や緩みなどにより整備が必要な状態となります。

そもそも完全に組み立てていない状態での発送となることもあるので、注意が必要です。未組み立てのバイクは、近くの自転車屋に持っていって組み立てを依頼しても、下手すると断られます。(意地悪だと思うかも知れませんが、何らかの不具合や破損があった場合、ネット販売店自転車屋のどちらに責任があるのか分からないというっ切実な理由もあります。)

受けてくれたとしても、当然組み上げ工賃が掛かるので、それを含めた価格の比較が必要です。(こういうケースをビジネスチャンスを前向きに捉える自転車屋もあるのですが、多くの場合あまり歓迎されないというのは理解しとく必要があります。)

ちなみに工賃は自転車屋やバイクの状況(8分組みなのか、全く組みあがってないのか等)により数千円~数万円といったところでしょうか?多分素人が「こんなもんかな?」と考える金額より高いと思いますので、要注意です

そして乗り始めた後で、不具合らしき症状が出た際にも、初心者は「そもそも不具合なのか否か」の判断が付きません。そして部品の名称や症状などにも慣れていないので、「後ろの歯車がカチカチッとなる」みたいな要領を得ない表現になりがちですので、遠隔のネット販売店とやり取りするのは非常にストレスになるでしょう。

否定はしませんが、近くにフォローしてくれそうな自転車屋や、整備ノウハウを持っている自転車仲間がいない限り、一台目の購入ルートとしては推奨しません

 

まとめ

個人的にはロードバイクは、金額とは関係なく一番気に入ったものを選ぶべきだとは思います。ただ、現実問題予算上限はありますからね…今回紹介したような方法も選択肢の一つとして考えてください。

あと、最新のカーボンバイクじゃなくても、ロードバイクの楽しさってのは十分味わえるので、無理やりカーボンを買うよりも、クロモリでも何でも良いので、まずは乗ってみて練習することをお勧めします。

乗る内に自分がバイクに求めることもはっきりしてくるので、将来的にカーボンを買う際にも、より具体的な仕様を指定できるようになると思います。(乗ったことない段階では、ホイールのリム高を35mmにするか50mmなんて判断できません。)

Right Caption
まずは乗ってみよう!