個人間取引はお得！！起こりがちなトラブルとその予防法

ロードバイクを極力安く手に入れたい場合、中古品の個人間取引は有力な選択肢の一つです。

幾つかパターンがありますので、各々のケースの注意点をまとめてみます。

個人間取引にはメリットも、デメリットもあります。

個人間取引のメリット・デメリット

メリットは安くバイクを入手できる可能性があることです。店舗等第三者を介さないことで手数料その他を省くことができます。一方で取引上のトラブルが起こりやすいのがデメリット。説明が不十分だったり、誤っていたりはまだ良い方で、偽ブランド商品を出す人や話が通じないような相手とやり取りする可能性もあります。

個人間取引の場合、（後に不具合が発覚した等の場合の）保障なんてものは原則ありません。いわゆるノークレーム・ノーリターンが普通です。ゆえに取引前に確認をしたり、現物をチェックしたりする必要があります。

個人間取引の種類

知り合いから譲り受ける

理想的なパターンでしょう。これに越したことはないと思います。騙されることもないでしょうし。まあ、都合よく不要なロードバイクが知り合いから出てくればのお話ですが。

ネットオークションを使う

たとえばヤフオクですよね。何の変哲もない普及品から、珍品、高級品まで、さすがの品揃えです。メリットとしては品揃えが豊富であることでしょうか。ただ、基本的には引渡し後はノークレーム・ノーリターン（文句言わない！返品できない！）な上に、現車確認できないので、目利き力が求められます。

あと、送料は落札者（購入者）負担の場合が多いので、要注意です。自転車はかさばるので、遠方だと送料だけで数万円かかる可能性もあります。

当然「オークション」なので、初めは格安の金額だったりしますが、終了間際に怒涛の入札（金額の吊り上げ）がありますのでぬか喜びにご用心。

フリマサイトを使う

有名なのはメルカリですね。注意点はヤフオクとほぼ同じですが、ヤフオクの方がマニアックな品揃えな気はします（なんとなくですが）。そういう意味では初心者向けなモデルも多いのですが、個人的な感想として、少し相場が高いような気がします。サイトの手数料が乗っかるからですかね？

オークションと異なり、（多少の交渉は可能ですが）売り手が提示した金額で取引するか否かを判断することになります。

ネットの掲示板を使う

有名どころではジモティーです。個人的には一番お勧めなんですが「玉石混合」状態ですゆえ注意も必要です。

商品もそうなんですが、出品者のクセも強めです。上で紹介したWEBサービスは商品やお金についてサービスが仲介するような仕組み（ゆえに手数料が発生します）ですが、ジモティーは単なる「掲示板」ですので、商品のやり取りと代金の支払いは当事者で直接やり取りします。

実際に遭遇したケースですが、中には「いたずら」としか思えない出品者もいます。

何が楽しいのか分かりませんが、格安の価格で情報掲載しておいて、交渉途中でこちらのコメントに難癖をつけて交渉を打ち切ったり（自分だけではなく複数の人に同じことを繰り返す）。当日待ち合わせ場所に現れず、そのまま連絡が取れなくなったり。

一方で、不要になったバイクを良心的な価格で譲ってくださる神様のような人もいました。

割合としてはキチンとした人の方が多いですが、上記のようなトラブルの可能性も頭に入れておく必要はあります。

まとめ

中古品を検討するなら是非選択肢の一つにしてほしい個人間取引。リスクはありますが、お宝もあります。コツとしては焦らずに探すことです。相場や相手の信用度など、定点観測することで、様子が分かってきます。

皆さん、良いバイクが見つかりますように。