2020年7月12日「Rusutsu Trail Time Attack」
今年はコロナ対策として多くのイベント・レースが中止や延期に追い込まれています。
自分が毎年参加しているヒルクライムや(トレイル)ランニングもほとんど中止です…いわゆる「三密」対策と、この手のイベントは中々両立が難しいですね…
そんな中北海道のルスツリゾートで「Rusutsu Trail Time Attack」が開催されて参加してきましたので、レポートまとめます。
この記事は
ルスツリゾートで行われた「Rusutsu Trail Time Attack」の参加レポートです。
「Rusutsu Trail Time Attack」概要
北海道留寿都村のルスツリゾートは遊園地やスキー場がある総合リゾート施設。
この地で毎年9月にトレイルランニングが開催されていましたが(この大会は因縁の大会なのですが😅)、今年はトレラン中止(オリエンテーリング(ロゲイニング?)はあるとか)。
その代わりなのか分かりませんが、7月に入り突然?告知募集が始まり2週間後に本番となったのが、この「Rusutsu Trail Time Attack」です。
トレラン(10km・5km)、HC(ヒルクライム)の三種目で、一人一人時間差スタートして表彰式等各種集まりも無くして「密」を減らそうというのがこの大会です。
ちなみにランニングでHCって呼び名は珍しいですが、自転車のそれと同じで「登り切り」でタイムを競う競技で、特にこの大会の面白いところは、決まっているのは「スタート/ゴール地点」のみ!!🙄
つまりHCルートは自由という点(トレランはルート決まってます)。斬新!!
レース雰囲気
このルスツリゾートにはサロモン監修のトレイルコースが(いつの間にか)あり、このコースを利用したイベントです。
受付も「密」を回避するために、色々と工夫がされており、これまでで一番静かな受付でした(笑)
スタート地点も最低限の要員や設備しかなく、エイドもありません。
スタート要員以外には、音楽掛けている車しかありません。個人的にはガンガン音楽が掛かっているのは苦手ではありますが…
システムは「Ecard」と呼ばれるブラスチックのタグを機械に嵌めることでチェック(タイム計測)します。いわゆるアウトドアオリエンテーリングの設備を利用した仕組みですね。マットを通過するだけのチップに比べると、ちょっと面倒ではありますが、皆条件は同じですから仕方ないですね。
ちょっとチェックポイント数が多いとは感じました(5kmで9か所)。も少し少なくても良いのでは?色々と理由があるのだと思いますが。
10kmは5kmコースを二周します。
コースは短いものの、序盤ゲレンデを進み、中盤は林の中のクネクネしたこれぞトレイルという道、山頂近くは景色の良い開けた道を進みます。
短いコースですが、トレランの基本要素がギュッと詰まっている感じがしました。
中盤が比較的斜度もきつくクネクネしてますので、テクニカル&体力が必要ですかね。
山頂直前の地獄坂はルスツ名物(笑)。短いですけど、中々キツイ!
HCは前述のとおり、ルートが自由!ひねくれ者の自分は敢えて前の人とは違うルートを選びました😆
前半の分かれ道は外れ(笹薮だらけで走りにくい!ルート合流したら後ろの人に追いつかれてました(笑))、後半の分かれ道は当たり(合流(というかゴール)したらいつの間にか前の人追い抜いてました)
前後の方と圧倒的な走力の差を感じなかったのに、追いついたり追いつかれたりしたので、ルート選びが結構重要ですね😁まあ距離的には大したことないし、アトラクション的な種目と思いますので、楽しむのが吉と思います。
感想
三密対策に事務局工夫したなぁという印象です。
こういう形ならばイベント開催可能ですね、勿論参加できる人数は少なくなるでしょうが…
整備されたコースですので、万が一のリタイヤや遭難時も不安なく参加できると思います。というか短いのでそういうトラブルの可能性も低いですね。
初めてトレランをやってみたい初心者やガンガン馬力で登る(タイム自慢)上級者にはお勧め!!
ある程度慣れていて、タイムを追わない中級者には物足りないかもしれないですね。身も蓋もない言い方ですが、このルスツトレイル自体は常時整備されているみたいなので自分で自主的に登っても良いですし…
男女1位には豪華商品!!ルスツの遊園地券やリフト券が。その他サロモンが商品供与してくれたみたいです。ありがたや😀
この日は大会が終わった途端土砂降りになり、片付けは大変だったでしょうね…事務局の方はお疲れさんです。
逆に言うと、競技中は何とか天気も持ち堪えて、気持ちの良いランでした。
これまでで一番参加人数が少ないランニングイベントでしたが、何と!カテゴリ入賞できました😀また参加したいですね!
お花もあります(笑)当日はまだ遊園地オープン前でしたが、これからオープン予定とのこと。
家族は遊園地。自分はトレランなんて遊び方もできる。オールインワンなルスツリゾートでした。