ロードバイクのフロントディレイラー(変速機)の不調が治った意外な方法
久々の更新…
コロナやら何やらで色々ありました…
さて、自分の周りもすっかり暖かくなり(No集団)ソロライドにはピッタリな季節となりました。
バイクのFD(フロントディレイラー、アウターとインナーを切り替えるやつ)の調整について自分なりに気づきがありましたので、お困りの人ご参考にしていただければ。
ちなみに、正攻法の調整方法は自分より自転車に詳しい方が幾らでも紹介してくれていますので、そちらを参照ください。
まずは正攻法でやってみて、うまく行かなかった場合のオプションの一つとしてお考えを。
Giant MR-4が来た!
中古でGiantのMr-4を入手しました。
古いモデルですが、折り畳みのロードタイプで、珍しい折り畳み方をする中々楽しい一台です😄
ロード的な軽快さとサスペンションのフワフワ感が面白い!
で、前の持ち主もキチンとメンテしてくれてたのですが、ちょっとFDの動きが自分的に渋かったので、調整しようとしたのが悲劇の始まりでした…😂
[caption id="attachment_1595" align="alignnone" width="300"] dav[/caption]
FDが動かない!?
えーと、そもそも今回の話は日ごろ整備されている方には不要な内容です。
FDの調整をするのに初めアジャスターボルトを回して対応しようとしたのですが、普段の105と今回のSORAで位置が違っていたりしたので、良く分からず(オイっ)適当にやっていたら、何だかよく分からなくなって動かなくなってしまいました😅
ザ・ど素人!
動かなくなったのはボルトの締めすぎだったんですが、設定がめちゃくちゃになってしまったので、一度FD自体を外して初めからやり直そうとしました。それがダメだった!
正しいFDの取り付け位置とは?
まず、根本的な取り付け位置ですが、教科書的には「外側のガイドプレートと外側のギアのスキマが1~3mmの範囲内」と言われています。
要は、この水色の間が1~3mmということです。
で、初期はちょっと間が空いていたような気がしたので、結構狭め(1mm位)にしたんです。これが問題でした…
何をしてもアウターに上がらない…
もう、何をやってもダメでした。
アジャスターボルトやケーブルの張りを幾ら調整しても、全然アウターに上がらない。というかFDの可動域からして上がるわけない😐
途方に暮れて自転車屋さんに持っていこうとした時、ふと他のロードバイクのFDってどうなっているか見てみました。
FDの位置、結構バラバラ説
確かに1~3mmと思しきものもあれば、絶対5mm以上ある個体まで様々でした。
そこで思い切ってFDを再度取り外し隙間を大目(8mm位)に取り付けて、既定の手順で調整したところ、あっさり変速が決まるようになりました😍
上の写真は問題なくなった際の写真です。がっつり隙間が空いているでしょう?これでバシバシ変速が決まるんです!不思議~!!
まとめ
当然FDは隙間を空ければよい!ということではありません。
ただし、FDの取り付け位置については、基本(1~3㎜)で調整できないのであれば、それ以上の間隔を取るのも選択肢の一つ。ということだと思います。
特に、プロ以外が整備した(取り付け位置が怪しい)とか長期間使われていない場合等、アジャストボルトやケーブルでの調整ができない場合、FDの取り付け位置の変更も有効かもしれません。
あくまで素人整備の一例ですが、同じ状況で苦しんでいる人がいれば、参考にしてください!