レトロクロモリバイクVS最新カーボンバイク、ここらで決着?をつけようじゃないか!!

鉄フレームとカーボンフレーム、素材には各々特徴がありますが、現在のレースシーンで採用されているのは圧倒的にカーボンです。”速さ”という意味の走行性能では決着がついているのが実際のところです。

アルミVSカーボンの比較については以前やりましたが、お馴染みGCNがレトロ(クロモリ)と最新(カーボン)の乗り比べ検証をしていますので、ご紹介します。

アルミVSカーボンの検証とは異なり、乗り手や装備も全然異なるので、スピードの真剣比較というより、自転車のここ30年の進化を振り返るというような内容です。

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バイクの進化はすごいねぇ

ザックリ概要と感想

まず初めに、この検証動画が面白いのは「フレーム」だけじゃなく、コンポやタイヤ、そして服装に至るまで極力”レトロ(30年ほど前を想定)”を再現しているところです。

ゆえに、今回の動画で指摘されている両者の差は「フレーム素材の差」のみに起因するわけではないという点は注意が必要です。

自分でヘルメット(革!)を装着出来ないというところに初っ端からクスっと来ます。シューズの固定方法も大変ですね、今は本当に便利になったものです。

終始マットさん(レトロに乗っている)の息が上がってますが、果たして自転車の差なのか乗り手の年齢(体力)に差なのか分かりづらいです(笑)

レトロバイクの方が2,3キロ重いということ、そしてコンポの変速段数が8速ということもあり、漕ぎ出しや上りは本当に大変そう。しかし、全体的に細身であることやパーツに細かい刻印があったり美しさではレトロも決して負けてません。

そして最後のシーンでスピードが時速30マイル(45キロ)と言ってますね。瞬間的な加速性はともかく、普通のライドシーンには十分な速度も出せるということが分かります。

彼らの出した結論と同じですが、数秒を奪い合うようなレース(若しくはキツイ坂を越えていく耐久コース)でなく、気持ちよくサイクリングを楽しむなら、レトロバイクでも十分だと思います。

(追記)同様の企画でも少し真面目に速度比較しているものがありました。

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一周回って、レトロバイクが新鮮に感じられるね。