ロードバイクの平均速度をグイっと上げる10の方法!!

健康のためにロードバイクを始めた人も乗っているうちに「速くなりたい」と思うようになります。多分。いや、絶対。

頑張り屋は、倒れるまでバイクに乗るのかも知れませんが、それは非効率で持続性がありません。

勿論上のレベルになるほど過酷な練習場面も増えていくはずですが、その前に幾つかの視点から見直すことで割りと簡単にスピードアップできる場合があります。

お馴染みGCNが教えてくれる10(12?というか9?)のスピードアップの”コツ”をご紹介。初心者が知っておくべきコツがギュっと詰まってます。

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ちょっと意識するだけで良いお手軽な方法もあります。

 

ザックリ内容

[caption id="attachment_980" align="alignnone" width="300"] 今回はこのお二人。おとぼけ具合が個人的に好きです。[/caption]

痩せる

そりゃそうだという話ですけど😄

計算上80kgの人が5kg減量したら、8%勾配の坂1km当たり、17秒速くなるとのこと。わかっちゃいるんですけどねぇ・・・中々痩せないんだよなぁ

ポジションを改善する

自転車は空気抵抗との戦いです。前方投影面積が少なくなるようなポジションを練習してみましょう。例えばひじが直角になり、軽く前傾になるくらいが良いようですよ。

バイクをエアロ仕様にする

お金持ちは是非😅そもそも最新のバイクはエアロじゃない方が珍しいですけど、ハンドル周りとか(お金があれば)フレームとかをエアロ仕様にすると良いです。

あと、実はコスパが凄くよいのが、乗り手の装備。つまりヘルメットとか服とかです。シューズカバーもバカにできません。塵も積もれば山となるってやつです。

FTPを上げる

FTPの意味は↑をご覧あれ。まあ、要は自分自身を強化せよってことです😂それが一番です、

ちなみに1時間というのがミソで、スプリントの練習ばかりやっていても、平均速度を上げる練習としては不十分ということですね。1時間とかそれくらいの比較的長い時間単位で自分を追い込む練習が必要でしょう。

エアロバーを付ける

DHバーとか、クリップバーとも呼びます。つまる所、2番目のポジションの話になりますが、エアロバーがあれば、極端な前かがみ姿勢が可能となり。空気抵抗を大幅に削減できます。ドラフティングができないTT等の競技においては最早当たり前の話となっています。

ただし、通常のドラフティング有りのロードレースの多くでは「使用禁止」ですので、本番時に付けておかないよう気をつけてください。使用禁止の理由ともなりますが、ブレーキやハンドル操作が難しくなりますので、混み合っている状況や頻繁にブレーキをかける状況では使わない方が良いです。

転がり抵抗を減らす

要は良いタイヤを使いましょうという理解をしました。タイヤなんて全部ゴムだし同じやろ?とお思いの方「全然違います」

自分も昔はそう思ってましたが、乗り味が全然変わってきます。いつもはとりあえず安いタイヤをつけている方、勝負時だけでも例えばコンチネンタルのGP5000とかを使うことをおススメします。

慣性を活かす

勢いを活かすような乗り方をするという話ですね。カーブでのライン取りや細かなアップダウンのこなし方を、できるだけブレーキを掛けずに自転車と自分の体重が作る慣性を活かすような乗り方を考えて見ましょう。

集団走をする

空気抵抗を減らすために集団走をした方がはるかに効率が良いです。ランニングも集団の方が楽ですが、自転車の場合は単独走とは疲れ方が全く違ってきます。上手いこと集団の中に陣取れば、3割くらい楽に走れると言われています。

風除けになる道を使う

勿論レースの際は選択の余地がありませんが、走りに邪魔な向かう風等が強い場合は壁や堤防などで風が弱まる道を選ぶ。追い風の時は、あえて風に晒されるような道を選ぶということらしいです。通勤や普段のライドでは参考にできるかもしれません。

感想

とここまで来てお気づきのとおり、9しかなくないですか?多分自分の見落としなんでしょうが、二回見ましたが、分からず…

10番目のコツにお気づきの方はコメント欄等で教えてください

ちなみに11番目と12番目のコツは動画の最後の方で言ってましたが、ブリティッシュジョークってやつですので、ノーカウントです。

機材、乗り手、空気抵抗と自転車の速さのメカニズムがギュッと詰まっている感じがしました。特に乗り始めの人に言いたいのは、空気抵抗の話とタイヤの話ですね。

多分、ロードやってない人とかに「空気抵抗で遅くなる!」なんていったら「大げさ」とか「バカらしい」とか言われるでしょうが、単純にエアロバーをつけてポジションを変えただけでも、時速3km位違ってきたりします。時速3kmって、自転車競技においては、かなりの差です。

この20年間、選手やメーカーが心血を注いできた最大のテーマの一つが「空気抵抗の低減」です。もし速度を追い求めるのであれば、ポジションや服装等をエアロ仕様にするなど、乗り手(体力・筋力)の強化と平行して取り組むべき課題の一つです。

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上下一体となったエアロスーツはある意味コスパ最強のエアロアイテムだよ(普段使いはしづらいけど)