「AONIJIE」超軽量アルミトレランポール!コスパ最強の一品!
以前ソフトフラスクを紹介した、無名だけど良く見るメーカーAONIJIE。
無名だけど有名!?謎のトレランメーカー「AONIJIE」のソフトフラスク!
(アウニーツエと読むらしいですが、ピンとこないので(笑)当ブログでは青虹と称しています。)
ソフトフラスクは、使い始めはヒドイ化学品臭がしましたが、繰り返し水を入れたり出したりして、今ではすっかり臭いは取れました。
今回はそんな青虹のトレランポールの紹介です。
この記事は
トレランに使うポールで安価なものを探している人向けにAONIJIEの商品を紹介しています。
結論から言うと、多少造りがいまいちな箇所もありますが、トレランのレースに使用しても差し障りない品質だと思います。(実際使ってます)
あまりポールを多用しないけど、勝負所で折り畳み軽量ポールを使いたい(そして予算を抑えたい)という人におススメです。
トレランポールとは?
今更ですが、一応😅
トレイルランニングをやる人にはお馴染みですが、トレイルを走破するのに使うポール(杖)です。
たまに、平地でもノルディックウォークというのでしょうか?スキーのストックを使って、歩いている人がいますが、あのイメージです。
ただし、トレランの場合「極力身軽になりたい(重量を減らしたい)」「使わない時は格納したい」という競技ならではの要件があります。
ゆえに、トレラン用のポールは、一般的なウォーキング用やスキーストックより「軽く」更に「折り畳める」のが普通です。
トレラン初心者の内は「なんでも良い」のでスキーのストックなんかを流用するのですが、タイムを求め始めると、色々とこだわり初めてしまいますね。この辺りロードバイクのタイヤと似ているかも…
開封!!
ちなみに私は中国のショッピングサイト(Aliexpress)から直輸入?しました。
価格的にお安いのです。
しかし、一つ注意点!!(セキュリティ云々はそもそも分かりません。不安であれば利用は止めましょう😔)
届くまで超時間が掛かります!!
購入直後の到着目安は「2週間後」でしたが、全然届かん(笑)
ステータスはひたすら「トランジット中」…
何回トランジットしてんだよ!!と突っ込みつつ日数が過ぎていきました。
もしかしたら騙されたかも?と思い始めた5週間後、やっと届きました。詐欺ではなかった🙄
この納期は完全に急いでいない人しかダメですね…オプション(お金を掛けて配送を速くする)があるのか否か、それだと本当に速いのかは未確認ですが。
さて、気を取り直して開封
何か個人のフリマサイトで買った、ちょっと雑目な梱包レベルですが、ダメージはきちんと軽減してくれてますね。というかここら辺は日本人が丁寧すぎるんですよ。
商品の状態はピカピカの新品。問題ありません。
何か中国語で書いてます。多分「競技向けのめっちゃ良いポールだよ」って意味でしょう。バスケットとか言いましたか?突いた時にズボッと行き過ぎないパーツも付いてます。
先端は一応キャップ付き。石突が敢えて飛び出す仕様です。
重さ174グラム(一本)!!!
ポールお持ちでない方に説明しますと、これはめっちゃ軽いです。
現在、ポールはアルミかカーボン(ロードバイクと一緒ですね)で作られます。
軽量を追求するならカーボン。耐久性を取るならアルミ。という傾向ですがロードバイクと異なり、上級者(プロ、トップアマ)は絶対「カーボン」というわけではありません。
最低限使用に耐えうる耐久性を持たせると160~200グラムとなるのでしょう。材質がどうあれ、ハイエンドモデルは大体この程度の重さです。
カーボンだから絶対アルミより軽い!というわけでもありません。
国内メーカーのシナノがポールメーカーとして有名ですが、ここのアルミポールも定評があります。
重量からするとこの青虹アルミポールは同等ですね😆
青虹ポールの実力は?
グリップはストレート。材質はよくある硬いスポンジみたいなやつです。
昔持っていたシナノポールは手の形に合わせた形をしていたのでどうかな?と思いましたが、グリップの溝が結構深く、滑り辛いです。良い意味で意外。
リボンは、割と薄めの生地。ここゴツイポールもありますからね。
構造はいわゆる「ヌンチャク型」です。
4分割して折り畳むタイプ。折り畳むと長さは40センチ位になります。
それを一本にして、紐を引っ張て↑引っかけて出来上がり!走りながらでも組み立て可能なのがこのタイプの良い所。
弱点は長さの調節が出来ないところですかね。
この部分(上部。紐を引っかける所)の造りが少し残念な気はします。シナノのポールは蓋というかカバーがあって、紐の穴が露出しないようになってたんですが、これだと雨や汗がガンガン入ってしまいますね…まあ、仕方ないか。
あと、これは敢えてなのか何なのか?
ポールの色がオレンジ×黒なんですが、パターンがバラバラです(笑)
うーん左右使い分けのための敢えてなのかなぁ。
あと、凄い細かいですが、ポールをまとめるマジックテープに感動しました😄
マジックテープって、一方が柔らかい毛、もう一つが硬い毛ですよね。
で、硬い毛って擦れたりすると痛いし、服とかにこすれると毛羽立つじゃないですか?
このマジックテープは、「硬い毛」が硬くないんです(笑)柔らかい毛が吸い付くように止まる。
別にこのメーカーの専売特許じゃないと思いますが、個人的に感動しました(笑)
で、肝心の使い心地なんですが「特に問題なく使えてます。」
少し加工精度が甘いのか、左右で組み立てた時のピッタリ感が違います。
一本はきつめで、紐で固定しなくても落ちてこないし、もう一本は緩めで少しカチャカチャ(本当に少しですが)いう感じです。紐で固定すると気になりませんが。
緩い方は薄いテープかなんか貼ってやればよいかも。
登山で使いましたが、とりあえず壊れませんでした(当たりまえ)
超軽量ゆえ耐久性(加重)はあまり期待できない。です。体重の重い人が全体重を預けるような使い方は想定されてません。
これは青虹だからではなく、シナノもブラックダイヤモンドもモンベルも同じです。
このレベルの軽量ポールには注意書きで絶対書かれてます。「補助的なもんだから、過信すんなよ」的な文言が。
長期使用による耐久性については、何か気付けば追記しますが、現時点の感想としてはこのポール「大いにアリ!」です。