アレルギー性鼻炎への根本的な対策!?原始回帰でストレスフリーな生活を!!
原始回帰は、人間として一番自然な体型や筋肉の質・量を作る(もっと言うとそれを実現させる食・運動習慣)ことです。
その副産物として体調がスコブル良くなるというオマケが付いてきます。オマケというか、寧ろこれを目当てに取り組む意味も大いにあると思います。
体調の好調というのは、例えばお通じであったり、寝起きのシャッキリ感、疲れにくさ等々に表れますが、個人的に一番ありがたいのは「アレルギー性鼻炎」の症状が劇的に緩和したことです。
ここでは自分のアレルギー性鼻炎の症状の概要を書いていきます。もし自分と同じような状況で苦しんでいる人がいたら、参考にしていただければと思います。
※念のためですが、あくまで自分の実体験ですので、全てのケースに当てはまるものではありません。
20代中盤から地獄のような鼻炎に苦しむ
その日は仕事上の仲間と飲み会で一次会がアメリカ的なステーキ屋。今でこそ珍しくないですが、「この部位を400g」みたいな注文ができるお店で、確かサーロインを400g頼んで、バターライス大盛り!みたいな注文をしたと思います(今考えると恐ろしい…)、更に飲み物を好き勝手飲んだ挙句、二次会?(締め)にラーメン屋に行きました。若気の至り?でしょうか…
結果、最悪の朝を迎えます。
鼻水が止まらない
本当に朝から鼻水が止まらなくなりました。そして、しばらくすると鼻水が出るだけでなく、強烈な鼻づまり、頭痛を伴う症状が。
経験者は分かると思いますが、鼻が詰まると口呼吸になります。口呼吸だと喉も痛み出し、呼吸も浅くなり、生活の質が著しく低下します。
耳鼻咽喉科で診察を受けて、処置&飲み薬でとりあえず症状は収まりました(診断は急性鼻炎)が、これ以降、暴飲暴食をすると度々同じ状態となり、慢性的なものとなっていきました。
アレルギー性鼻炎は薬で騙し騙し付き合うことはできますが、根本的な治癒するにはアレルギーの原因を絶たなければなりません。(自分は医師ではありませんので、この病気の症状診断等はできませんし、するつもりはありません。自分のケースの実体験をお話するだけです。)
原因(きっかけ)も複数あるとされており、例えば花粉やウィルス、喫煙等外的な要因の場合もあるといわれています。鼻水は、そういう異物に対する(過剰な)防御反応だったりするわけです。
実際、自分を診た医師で”原因及び根本的な治療法”を提案してくれた方はいませんでした。一般的なアレルギー検査をしたことはありますが陰性でしたし。
要は病院的には原因不明です…
しかし、苦しいのは自分なので、そのままというわけにもいきません。そんな中で、症状が起きる度、自分の中で原因の”仮説及びその検証”を行っていきました。
花粉については検査を行いましたが陰性(そもそも花粉ならば季節的な要素があるはずですが、それもなし)、風邪(インフルエンザ)気味のときとも限らない、喫煙もしない、特に汚染空気の中でいるわけでもない。
あくまで私の場合ですが、共通していたのは一般的にアレルギー性鼻炎の原因としては挙げられない物でした。それは
条件1「満腹になる(特に酸化した油を使った食べ物、肉、炭水化物等で)」+条件2「そのまま寝る(食べた物を消費しない)」というものでした。※大前提として体脂肪率が高めの時期
条件1のみでもかなりの確率で症状がでますが、とどめに条件2が加わると、ほぼ100%症状が出ます。
カロリーアレルギー?
アレルギー性鼻炎(鼻水)は一種のアレルギー反応です。花粉症なども仕組みとしてはそうですよね。
自分は上の通り症状が出るタイミングから、まるで「体がカロリー(脂肪)を拒否(アレルギー)している」と分析しました。
酸化した油(揚げ物やフライ)、炭水化物(使わない(消費しない)炭水化物や脂肪として体内に蓄積します)。いずれも体内に脂肪として蓄積される運命にあります。直後に適切な運動をすれば別ですが、そのまま寝るなんてもう自殺行為です…
対策(自分が”カロリーアレルギー”と感じているなら)
短期的対策
事後(食べちゃったら)、運動(消費)するしかありません。蓄積される前に消費してしまうのです。ただし「ジャンキーなものでお腹いっぱい(例えばカツカレー大盛りとかですかね)」になっているわけですから、1500kcalとか摂取しているはずです。
これを運動により消費するとしたら、ランニングだと2時間位です。もしくはちょっとした山登り。状況によりますが、日常生活で食後に実行するのは厳しいと言わざるを得ません。
黒ウーロン茶的なものを飲むと少し効果があるような気もしますが、あくまで気休めレベルでの実感しかありません。
あと、個人的には怪しげなサプリ「飲むだけで脂肪がミルミル分解!」みたいなものは、マユツバ(だって理屈が全く納得できないから)だと考えています。仮に表面上効果があったとしても、人体に無害とは到底思えません。逆に健康害する可能性すらあります。ご注意を。
事前対策として有効なのは「食べ過ぎないこと」です。バカみたいですが、これしかないのです。空腹がつらい場合は
・水分(水やお茶)を多めに摂取する
・一度に口に入れる量を小さくする、そして良く噛む(結果としてゆっくり食事をする)
・タイミングを分ける(例えば、どうしてもクッキーを一枚食べたいのなら、今半分食べて、2時間にもう半分みたいな食べ方をする。一度にドカ食いするのではなく。)
・タイミングを考える(静止(睡眠)する3時間以内は控える。使わない糖質等は脂肪として蓄積されます。)
・デザートをヘルシーなものにする(×ケーキ、アイスクリーム等 ○こんにゃくゼリー、ナッツ)
基本的なことですが、やるのとやらないのでは「満腹感」が違ってきます。ここら辺は昔ボクシングをしていた頃に先輩から教わった減量のコツでもあります。
あと一度症状が出てしまったら、呼吸も苦しく生活の質が著しく低下すると思いますので、素直に症状抑える薬を使った方が良いと思います。
根本的対策
こちらの方がずっと重要です。短期的な対策はあくまでその場しのぎにしかなりません。
根本的(中長期的)には、食習慣と運動習慣、そして自らの体質(体型)を根本から変えていく必要があります。そこで出てくる取り組みというかトレーニングが原始回帰という訳です。
体がSOS(アレルギー)を出している状況を変えるには、自分の体が拒否するような脂肪を蓄えている状態を、是正して”最適化”する必要があるのです。
余分な脂肪を落としていくという方向性となるわけですが、カロリーアレルギーによる鼻炎(つまり私の事例)の対応としては、特に顔周りの脂肪を落としていくことが肝要です。覆面レスラーでもない限り、顔は普通”裸”です。風通しが良く、風呂に入るときもお湯に浸からないことが多いので、汗(と共に流れるはずの油(脂肪)やその他老廃物)が流れず蓄積されやすいのです。
首周りにビッシリ肉がついてませんか?真下を覗き込んだ場合に余ったほほ肉が落ちそうになる感覚はありませんか?ここを改善していかないと鼻づまりも中々解消していきません。
基本的に顔には、薄い表情筋しかなく脂肪を燃やしづらいパーツではあります。入浴時に洗面器にお湯を張って暫く顔を着けたり、顔面発汗マスクのような商品を使って、顔の発汗を促す工夫をお忘れなく。勿論大前提として全身の体脂肪が適切にコントロールされている状態であることは言うまでもありません。
原始回帰=ダイエット(減量)?
方向性は似てくるのですが、ダイエットは数値としての体重や見た目の体型に目標が設定されますが、原始回帰はあくまで体の内部を好調(自然)にするというのが目標です。
減量で追い込まれたボクサーがどういう手を使うか知ってますか?
水を抜く(サウナに長時間入る、唾を出す、運動しても水分摂らない)、下剤を飲む、体中の”毛”をそり落とす等色々と方法があるのですが、これは減量方法としてはアリ(こういう状況にならない様計画的に進めたいものですが)ですが、原始回帰としてはナシ(無意味)です。
これで体調が良くならないことは明らかですよね?一時的なものであり、到底続けることはできません(ボクサーも計量が終わったら、その足でレストランに行って我慢していたものを食べます。)
原始回帰の特徴としては第一に”自然(健康的)”であること、第二に”持続性”があることが大原則になります。原始回帰についてはこれからその概念と具体的な取り組み方法を説明していきます。