身体の原始回帰(ゲンシカイキ)とは??
ジェットコースターのような体型変化
自分はここ20年間でジェットコースターのような体型の変化をしてきました。
身長は変わらないのに、体重は最小で約60kg~最大で90kg近く、体脂肪率は3%程度~25%程度!!まで増減を繰り返しました。
一番引き締まっていたのはハッキリしていて、ボクシングをやっていた頃。体重60kg強体脂肪率3%程度まで絞りました。キツカッタ。
一番体が大きかった時は、体重で言うと某格闘技をやっていた頃で体重90kg近く(体脂肪率は17%位)だったでしょうか?一方で長期間入院していた時や仕事に追われなんの運動もせず(お酒含めた付き合いをしていた)頃は(体重は80kg位でしたが)体脂肪率は25%!!(4分の1が脂肪って改めて考えると凄いな…😅)でした。
[caption id="attachment_914" align="alignnone" width="300"] 格闘技時代の体。最大筋力という意味では自分の最盛期。[/caption]
原始回帰とは??
様々な競技経験から、当然ながら競技により最適な体型(筋肉の質や大きさ)は違なるし、人間は適切なトレーニングを適切な過程で続ければ、どんな体型にだってなれると身をもって実感しています。
一方で、(各々好きな競技をやれば良いというのは大前提ですが)「人間として”一番自然な”体型・競技(動き)」は何なのだろうと考え始めたのが10年前ほどです。
もう少し経緯を説明してから自分なりの答えを書きますが、その”一番自然な”体型や動きというものは、単に競技の結果を出すとかそういうレベルではなく、人間としての”身体最適化”に繋がり、日々の健康にも直結しています。
その取り組み(方向性)を自分は”原始回帰”と呼んでいます。
名前は少々怪しいですが決して変なサプリメントを売りつけたり、妙な呪文を唱えるようなものではありません😰取り組み自体は極めてシンプルなものです。
ヒトが生まれたというのが数百万年前。そして、現代に至るまでの大部分期間を狩猟と採集により生き延びてきました。
農耕社会になったのは”たった”数千年~1万年前です。
こんなに多くの人が室内で机に座って仕事をするようになったのも、ここ40年位でしょう。
今では当たり前の話ですが、我々が深夜のコンビニでポテトチップスやらロールケーキやらを買って貪り食える状態になったのは、ここ30年のことです。
(そして最近では、いよいよ買い物すらポチっとクリックするだけで外に出ない時代になってきました…)
しかし残念ながら、我々の体の根本的な仕組みは急激(ほんの数千年程度)では変化(変異)しません。
ここでは詳細なことは書きませんが、本来の人間が想定している生活(運動・食)からすると、現代の我々の生活はあまりに異常だということは誰もが分かることだと思います。それをできる限り改善していこうという取り組みが原始回帰なのです。
体質改善したい(疲れない体を手に入れたい)方(そしてアレルギー性鼻炎(自分と同じ原因であれば)に悩む方々)
”回帰”するにつれ自分はかなり鼻炎症状が緩和しています。薬で無理やり抑えるのではなく、根本的な部分から改善を目指しませんか?競技をやらなくても健康を意識する方にも自分の体験が役に立つはずです。
勿論(超)長距離競技をやる方にも役に立つ考え方(というよりも必須)だと思います。
時間は掛かりますし、食習慣や運動習慣を変えていく必要はあります。逆に言うと、今の食事や運動が人間という生き物の想定外の状況にあるということなのですが…
本来あるべき太古の姿(原始)へ回帰してみませんか?